優れたリーダー感度と干渉の排除により、常にピーク性能を発揮する一方で、読み取りポイントあたりのコスト削減を実現し、性能の新しい基準を打ち立てる固定RFIDリーダーが生まれました。軽量で低コスト、導入のしやすさに加えてネットワーク接続や管理も容易です。IPv6、FIPS、およびTLSに準拠しているため、ネットワークセキュリティも確保できるモデルとなっています。高速で正確な読み取り精度と一貫した性能を実現します。
市場と用途
小売
製造
運輸/物流
技術に関する理想と現実の乖離を最小限にできないものかと考えたことはないですか? FX7500のすべてが、製図板からRFIDの構成図を出力し、遅延、複雑さ、想定外の費用を伴うことなく、ビジネス環境で利用できるように設計されています。インストールは本当に簡単。製品付属のブラケットを吊り下げ、リーダーを所定の位置にパチンと止める。コンセントが近くにありませんか? 大丈夫です。組み込まれたパワーオーバーイーサネット(PoE)によってFX7500を必要な場所に取り付けることができます。余分なコンセントを取り付ける必要はありません。広いオープンエリアに最適。
ひとたびネットワークにつなげば、デバイスが自動的に検知され、ほとんどの場合、定義済みの構成ファイルや組み込まれたテストツールによって、FX7500リーダーが起動し、動作可能な状態かどうかを容易に確認できます。ポート構成オプションを使用して、読み取りポイントをきっちり必要な数だけ導入できます。費用のかさむオーバーラップは不要です。グローバルな大規模導入の場合、FX7500はFCCおよびETSI EN302 208、LLRPおよびリーダー管理を含め、世界中の主要なRFID規格およびインターフェースに、特に設定しなくても適合するので、コスト削減につながります。IPv6、FIPS、およびTLSに準拠しているので、ネットワークセキュリティも確保できます。内蔵USBホストポート*と厳選されたサードパーティのアダプターにより、Wi-Fi™やBluetooth®ネットワークとの接続も容易です。FX7500の自動モード設定とサードパーティのアプリケーションホスティング機能を追加すると、さまざまな使用環境に適応できる無敵の戦力になります。まさにRFIDソリューションに理想的なプラットフォームです。
まったく新しい高性能無線テクノロジー
感度を高め、干渉排除とエコー除去を向上させることによって、FM0モードで最大1200以上のタグ/秒という、クラス最高の高密度リーダーモード性能が得られます。
内蔵パワーオーバーイーサネット(POE)、光学的に独立したGPIO、Wi-FiおよびBluetooth接続が可能なUSBクライアント*およびホストポート
RFIDアプリケーションの迅速で容易な導入と簡素化された継続的管理に必要なすべてのツールがFX7500のアーキテクチャに組み込まれています。
2ポートおよび4ポートのリーダー構成
構成オプションが多いほど、読み取りフィールドを最適化する際の柔軟性が増します。きっちり、正しい範囲に必要な読み取りポイントの数だけ、過不足なく正確に導入し、TCOを引き下げることができます。
プレナムエリア定格
FX7500は、環境大気処理空間への設置に適しているとして承認されているので、壁や天井の内側で効果的な動作が可能です。
世界中の規格に対応
4ポートまたは2ポートモノスタティックアンテナ構成のどちらでも、FCCおよびETSI EN 302 208に対応、EPC規格に基づいて定義されたリーダー管理機能、自動検出による柔軟なファームウェアアップグレード機能をサポート 既存のIT環境とシームレスに統合し、リモートおよび一元管理が可能で、設置、導入、テスト管理を簡素化してコストを削減できます。
高密度リーダーモードサポートを含めた次世代リーダープラットフォーム
クラス最高の読み取り速度が優れた読み取り性能を実現
Linux:512MBフラッシュ/256MB
サードパーティのアプリケーションを幅広く統合することによって、迅速なアプリケーション導入を実現、将来の要件に応じたアップグレードをサポート、製品寿命を最大化、優れたセキュリティと投資保護を提供。
MotionWorks Enterprise RFID Reader Management
RFID Reader Managementにより、ZebraのパッシブRFIDリーダーのネットワークを容易に導入し、管理することができます。現在、このカテゴリーに含まれているデバイスのポートフォリオと全面的に適合するRFID Reader Managementを使用すると、統合型の単一アプリケーションからシステム内のクラウドに対応するあらゆるZebra RFIDリーダーを設定し、ステータスを監視することができ、さまざまなツールを使い分けて各種リーダーを管理する必要がなくなります。
IoT Connector
IoT Connectorを使用すると、簡潔かつ一貫性のある方法で、クラウド対
応のエッジデバイスからデータを収集できます。獲得した情報とインサイ
トを利用して、リアルタイムで判断を下しましょう。バーコードスキャナと
RFIDリーダーの標準機能として開発されたIoT Connectorは、コーディ
ングが不要で簡単に設定でき、モノのインターネット内で標準プロトコルを使用します。
寸法 | 7.7インチ (長さ)x 5.9インチ (幅)x 1.7イン チ (奥行き) (19.56cm(長さ)x 14.99cm(幅)x 4.32cm( 奥 行き)) |
---|---|
重量 | 1.9ポンド±0.1ポンド(0.86kg±0.05kg) |
筐体材質 | アルミダイカスト、鋼板、プラスチック |
ビジュアルステー タス インジケータ | 多色LED:電源、アクティビティ、ステータ ス 、アプリケーション |
取り付け | 鍵穴と標準VESA(75mm x 75mm) |
動作温度 | -4°F~+131°F/-20°C~+55°C |
---|---|
保管温度 | -40°F~+158°F/-40°C~+70°C |
湿度 | 5~95%(結露なきこと) |
防水・防塵性能 | MIL-STD-810G規格 |
安全性 | UL 60950-01、UL 2043、IEC 60950-1、EN 60950-1 |
---|---|
RF/EMI/EMC | FCC Part 15、RSS 210、EN 302 208、ICES 003 Class B、EN 301 489-1/3 |
SAR/MPE | FCC 47CFR2、OET Bulletin 65、EN 50364 |
その他 | ROHS、WEEE |
サポートサービス | サービスフロムスタート、アドバンスエクスチ ェンジ、オンサイトシステムサポート |
---|---|
高度なサービス | RFIDデザインと導入サービス |
通信 | 10/100 BaseTイーサネット(RJ45、POEサポー ト付き)、USBクライアント(USBタイプB)* 、USBホストポート(タイプA)* |
---|---|
汎用I/O | 入力 x 2、出力 x 3、光学的に独立 (ターミナルブロック) |
電源 | POE、POE+、または+24V DC(UL認定) 12V-48VDC動作に対応可能 |
アンテナポート | F X 7500-2:2個のモノスタティックポート( 逆極性TNC)FX 7500-4:4個のモノスタティ ックポート (逆極性TNC) |
プロセッサ | Texas Instruments AM3505(600Mhz) |
---|---|
メモリ | フラッシュ 512MB、DRAM 256MB |
オペレーティングシステム | Linux |
ファームウェアのアップグレード | ウェブベースのリモートファームウェアのアップグレード機能 |
管理プロトコル | RM 1.0.1(HTTP/HTTPSおよびSNMPバインデ ィングのXML )、 RDMP |
ネットワークサービス | DHCP、HTTPS、FTPS、SFPT、SSH、HTTP、FTP、 SNMP、NTP |
ネットワークスタック | IPv4とIPv6 |
セキュリティ | Transport Layer Security Ver 1.2、FIPS-140 |
エアプロトコル | EPC Global UHFクラス1 Gen2/ISO 180006C |
周波数帯域(UHFバンド) | グローバルリーダー:902MHz~928MHz(最大 、この 周 波 数 帯の 一 部を使 用する国に対応)、865MHz~868MHz 米国(専用)リーダー:902MHz~928MHz |
送信電力出力 | 10dBm~+31.5dBm(POE+、12V~48V外部DC、ユニバーサル24V DC電源)、 +10dBm~+30.0dBm(POE) |
最大 受信感度 | -82dBm |
I Pアドレッシング | 静的および動的 |
ホストインターフェースプロトコル | LLRP |
APIサポート | ホストアプリケーション – .NET、C、JavaEMDK 組み込みアプリケーション – C、Java SDK |
保証
Zebraは、FX7500-2およびFX7500-4において、製品に何の改造も加えられておらず、正常かつ適切な状況下で使用されている場合、製品出荷日から1年間(12ヵ月間)、材質または製造上の欠陥が発生しないことを保証します。
*USBハブを持たない構成の場合、USB機能をフルに利用するには外付けUSBハブが必要です。
仕様は予告なしに変更される場合があります。